2018/11/28

こわい!

いつものように木登りを楽しんでいます。
でも、今日はいつもと違う。
どんどん登っていくメンバーがいない。

「こわい!こわい!」と
慎重派のゆうきくんとららちゃんが
じっくりと楽しんでいる。

ふいに「こっち行けるかな」

枝が横に伸びでいて
どんどん行くタイプの人たちは
手に枝をつかまずともバランスをとり、
次の枝へ渡っていきます。

その場所に挑戦しようとしています。

高さ1mちょっと。
横に伸びているので
動くと揺れます。

手を離すのに
自分を信じて、うんと勇気が必要です。

さぁ、どうするのか。

じっと足元の枝を見ています。

右手の指を少しずつ離していきます。

深呼吸。

覚悟を決めて、自分に言い聞かせるように
うなずきます。

でも、一歩がなかなか進めず、
戻ってしまいます。

その繰り返し。

何度か、そうしていましたが、
ついに、その時がやってきました。

左手で、次の枝をつかんで
体を安定させると、ひと安心。
笑顔がほころびます。

2人の真剣な様子を
周りのみんなも息をのみ、見守っていました。

「やりたい」とさえ、思わなかったことを
「やってみようかな」と、思えたことも、
「落ちたら、怖い」という気持ちよりも
「できる」と自分を信じられたことも
たくましく、そして強くなったなぁと嬉しくなりました。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、木、植物、屋外、自然

画像に含まれている可能性があるもの:1人、サイクリング、木、靴、屋外、自然

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七五三祝いでもらってきた、なわとびを持ってきてくれました。
1人で遊んでいると、何人か集まり、みんなが跳べるようににょろにょろと『ヘビ跳び』で遊んでいました。
それでも、どんどん人が集まってくるので、ヘビ跳びも満員。
そこで、考えます。
「そこにならんで」
と、横一列に並ぶように伝えます。
なわとびを持っている2人は離れます。
『かけっこ』のような状態。
「よーいどん!」と速く走ってきた人が跳べるようです。
で、始まると
「よーいどん!」ではなく、
「よーい、どんぐり!」
「よーい、どろんこ!」
などと言葉遊びになり、
だんだん、なんでやねん!と突っ込み入れたくなるような、
「よーい、洋服!」「よーい、パンツ!」・・・
大笑いで盛り上がります。
とうとう『跳ぶ』のではなく、
『ゴールテープ』のように使われる、なわとび。
次は、走るコースを変えます。
・・・そんなことをしながら、みんなで遊びを作り楽しんでいます。

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