2019/5/9

それぞれの違い

今日は年長さんの活動日。

朝の集まりで、
「みんな困った時、どうしてる?」と聞くと、

「なく」
「ないて、だれかが きてくれるのをまつ」
「だれかをよぶ」
「じぶんの おもいを だして、こまってないひとに おねがいする」
などと、それぞれが意見を出してくれました。

まだ、発言していなかった、かおちゃんに
「かおちゃんは、どうしてる?」と聞くと、
「・・・・・・・」

しばらく、無言の時間が過ぎていきます。
みんなは、じっと待っている。

そして、かおちゃんが
「わからん。かんがえる」と答えてくれました。

こゆきちゃんが
「かおるちゃんは、じっくり かんがえるんやなぁ」
と、ひとこと。

いろんな意見がある。
いろんな意見を聞いて、その考えもいいな、と思うのもいい。
なかなか自分の思いが出てこない時もある。
自分の思いをすっと言葉にして伝えることが得意な子もいる。
じっくりと考える子もいる。

そんなことを、それぞれが認め合っているような感じがしました。

大人の私は、
「自分の思いや意見は、言えたらいいな」
「困った時は、誰かに助けてもらえる人になってほしいな」などと、思いながら話していました。
子どもの言葉に、はっとさせられます。
その前に、『それぞれを認め合い、受け止めれば、いいんだ』と、子どもたちに教えられた時間となりました。

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写真は、
「き(枝)で、じ(字)、つくれる?」
小学校に行ったお友だちへ、手紙を描いています。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、座ってる、子供、屋外